3:一石○鳥
発言者:ボス
三回目にして、いきなり普通・・・。と、思われた方も、いるかもしれない。
しかし、この言葉の、本当の深さを、私は今まで知らなかったと思う。
「時間を有効活用」的ハウツー本は色々出ているけど、これが、究極の時間の有効活用。
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普通、一石二鳥って、結果論的に使われることが多いと思うのだけれど。
うちのボスは、どんな仕事でも、最初から一石二鳥を狙いにいく。
ちなみに、最低一石二鳥。もちろん、三羽、四羽、五羽、と狙いにいき、現にそうなっている仕事もある。
常に、それを狙いにいこう、という思考回路になると、意外と狙えるんだな、と最近分かってきた。
問題なのは、いつも、意識して、いろんな仕事を俯瞰で見ていけるか、という、そのマインドセット。
冷静に俯瞰で見られるから、それぞれの仕事の広がりやつながりに思いが行き、それが効率を上げる。
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ちょっと、抽象論的になってしまったので、ここで、例えばの、具体論。
ボスの仕事だと、鳥の多さ具合を全部ここにかけないものも多いので。僭越ながら、このブログを例に。
ブログを始めようと考えたとき、私が思ったのは、例えば、以下のようなこと。
1羽目:ボスの言葉には重みがある。吸収して、成長したい、忘れたくない。自分のためにメモ
2羽目:せっかくだし、こんないい言葉、出来れば色んな人と共有して、ボスの違った一面を見せられたら
3羽目:ならいっそ、ボスだから引き出せる他の人の言葉ものせて、究極のサクセスフル辞典にすれば
ボスも含め、読む人も面白いし、自分も勉強になるかも
4羽目:色んな人の言葉を借りるなら、そこから色々教えてもらえるし、ネタ探しも後々まで楽になるかも
5羽目:うまくいけば、書籍化も目指せるいいコンテンツになりそう。そしたら、会社にとってもプラスかな
6羽目:これがいいブログになったら、名刺代わりになるかしら・・・。覚えてもらいやすくなるかしら・・・。
なんて、ことを考えたりした。まあ、これは、ボスの思考回路に比べたら、非常に甘いものなのだけれど。
それでも、一つのことを思いついた時、もっともっと、と考えていく、という過程が少しでも参考になれば。
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さて、なぜ、この言葉が素晴らしいのか。
一つの仕事で、二つ、三つと何かが一緒に処理できる、という表面的なことだけではない。
一つの仕事に、三つ分の価値があれば、それに二つ分の時間をかけるなど惜しくない。それでもトク。
そうすると、一つの仕事に、倍のパワーを注げる。だから、仕事のクオリティが上がる。
多くの仕事をこなしながらも、それぞれが、ちゃんと実績を上げていくような仕事になる。
ここが、実は、一つのポイント。と、個人的には思う。効率化と質の向上という一見矛盾する課題の解決。
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もちろん、自分は振られる仕事が多いし、とか、特殊な環境だからできるんでしょ、と思う人も多い、はず。
でも、それは違う、かも。そういう環境は自分で作らないといけない。これがもう一つのポイント。
一石○鳥を達成するためには、自分の仕事を俯瞰で見て、より鳥を増やすための仕掛けが必要。
その仕掛けを自分でやるからこそ、プラスな仕事が増えて、結果を出し、またいい仕事がとれて・・・と
ポジティブスパイラルに入っていける。ボスは、その仕掛けにすごく時間を使っている。
プロの仕事って、仕事をするための環境作りも入っているんだな、と、これも最近の気づき。
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このブログ。上記のように、たくさんの狙いがあるので。クオリティ高く、時間をかけよう、と思っています。
皆様、ご指導と応援のほど、よろしくお願いします。頑張って、続けていきます。
ちなみに、このブログ、いきなり事典風に始めてしまったので。概要以外の、ご説明もなく。ご挨拶もなく。
だから、ボスの言葉を紹介しつつ、ブログ説明も兼ねた回にしてみた。一石1.5鳥くらいにはなったかな。