本当に辛い時
誰かにわかってもらえたら
乗り越えられる
心を落ち着かせることができるかもしれない

たくさんの励ましや
心の温かさに
触れることができる
まだ諦めなくても
いいかもしれない
人間は聞くという
すばらしい力を持っているのだから



ぜひ読んでほしい本

一部 抜粋です。

聞く技術 聞いてもらう技術
東畑開人 ちくま新書




みんなが心配している 本人もその心配に頼ることができる
みんなが聞こうとしている
本人も聞いてもらうことを恐れなくなっている。そういうときに、心は回復していく。 聞くことの力

お互いの言葉を誤解し続けている
聞かれていないのは、言葉の内容ではなく、相手の切実な事情
誰も自分の話を聞いてくれないと思うとき、社会は敵だらけの危険な場所に見える。すると、当然のことながら、他者は悪魔的に見えやすくなる。だけど、もし誰かが十分に聞いてくれたならば、世界には理解してくれる人もいると思える。その信頼感が悪魔的に見える人にも、人間的事情があるかもしれない、と想像させてくれる。それが聞くを再起動する。

こういう人がいるんだけれど、どう思う?
お互いの複雑な事情を複雑なまま理解し合えるとき 対話が成立する
苦しい気持ちを預かってもらえると、僕らの心にはスペースができます。そこに複雑な気分の置き場所ができ、複雑さを置いておくことができるようになる。