猫目荘のまかないごはん 

  加古屋圭市  角川文庫

住人の人となり
生き方


俳優
喫茶店の店主
ユーチューバー
冒険家
山小屋の管理人などなど

自分の人生は自分でコントロールしたい
納得できる人生
自分の人生を引き受ける覚悟し



昔のおんぼろ下宿のような
食事提供のまかないアパートというのだろうか
そこに住む人が
さまざまな生き方考えを持ちながら
適度な距離感で暮らしている
生きることに戸惑って何かを探している主人公が猫目荘で暮らすようになってそれぞれの生き方を知り、自分のことを振り返ったり接触することによって父親との関係について考え広い世界や、いろんな生き方があると前を向いて自分のペースで生きて行けるようになっていく。多様性についてもそれを受け入れられるようになっていく過程が描かれている