16:41 2011/06/29
葉っぱの水たまり
霧雨のようにうっとうしい雨が続くある日
葉っぱの水たまり発見
思わず、カエルはいないか、探している私
きらきら光っている水玉は
水晶のよう
妖精の物語が始まるプロローグのように
輝いている
一瞬のきらめきが元気をくれる
「つぶやき」
求めないと思ったばかりなのに
もう求めている
長い間、生きてきたのに、
知らないこと、
見たこともないことが多いと
わかって、あれもこれも
見たい知りたい
やっぱり欲張りな私
新聞の切抜きやメモで
私のノートはすぐにいっぱいになってしまう
抱えきれなくなって、ちっともすっきりしない
自分の好きものだけを見ていればいいと思うけど
それすら危うくなるくらい、知らないことが多いと気づかされるこの頃
それを知ったからって今更どうということはないのだけれど
変わるはずもないけど
よくばり？
贅沢？
どれも捨てられない
知らなかった世界が私に窓を開いてくれていると思うと
この小道も歩いてみたくなってしまうのである