子どもたちとは離れて暮らしている。会うときは、いわゆる面会という形で会っている。
しんどい時期もあったが、今は安定している。
会うときは毎回がイベントなので、食事はファミレスに行くことが多い。
そこで思い出したワンシーン。
私の母は、おかしくなった後も、孫の前では良い祖母を演じていた。
いや、演じていたのか、素だったのかも今はわからない。
何なら、あの人の頭の中は昔から分からなかった。
私が結婚していて、子どもらと一緒にいたときは、一つの付き合いとして母親を呼ぶこともあった。
孫とふれあってもらうことで、更生を期待していたのかもしれない。
ただ、今思うに彼女が好きだったのは孫ではなく、孫のために良い祖母であろうとする自分が好きだったのだ。
そうすることで自分を満たしていたのだと思う。
一緒に食事に行けば、大抵は支払いをしてくれた。すごく、すごく、得意げに。
母よ、そのお金はどこから来たのか。
今思えば、
亡くなった祖母から流してもらったものではないのか。
闇金から借りたものか。
見知らぬ親切な人からだまし取ったものなのか。
その当時も、腑に落ちないまま、結果、母に甘えていた。
そんな、色褪せた記憶。
お金の流れは大事である。
子どもたちにはきれいなお金を残してあげたい。
母は、自分にとって、すごく立派な反面教師だ。
この人を超える人は、今後出てこないであろう。