母という人の義長兄家族との同居は居心地の良いものでは無かった

祖父母の年金のほとんどを義長兄嫁に取られていて、祖父は義長兄が家を継いだらこの家は潰れると言っていたそうだ

全て後から知った事…私が子供だったから…

母という人は義長兄嫁に借金をしていてタダ同然で遺産放棄させられたと言っていた 借金する方も貸す方も同罪


祖父母は私を特に可愛がってくれた

義長兄にも娘と息子がいる

不憫な私に目がいくのが娘と息子は面白くなかったんだろう

遊んであげる。と言って鼻と口を塞がれたり食べてるアイスを取られたり色々された

二人共自分の部屋を持っていた

祖父母の離れしか居場所が無い私は羨ましかった

二人の部屋がある2階には立ち入り禁止 ちぃさかった私はこっそりと2階に上がる ベッドがあって壁にはポスター 私には無いものばかり 煎餅布団でしか寝た事無かった


祖父母が亡くなった後、義長兄は事業に失敗して相続した土地のほとんどを失った

久しぶりに祖父母の部屋だった離れに行ってみたら義長兄娘が祖父母の離れを改築していて、祖母が大切にしていた桐の箪笥が捨てられていた

悲しかった…捨てる前に声をかけてくれていたら大切にしたのに…


実家は無くなったんだ…おじいちゃん、おばあちゃん…涙が止まらないよ…泣きながら帰路についた


しばらくして実家も売って借金返済にしたそうだ

悲しくてその後は実家のあった場所を見に行っていない