昔、勤めていた会社の40歳の女性がすぐに病院に行っていた。
風邪ひいた、風邪薬もらいに行くって。
若い頃の私は、ピンんとこなかった。
社会保険料のしくみとかよくわかっていなかった。
半分は自分、半分は会社の支払い。
その女性は、病院かからなければ、損というような感じだったのかな?と今では思う。
後々、私はしくみがわかった後も、違う勤め先になり、子供もでき忙しい毎日で、病院にかかるどころではなかった。
子供が病気になったときも、病院に連れて行き、仕事を休むのも、時間がもったいないから嫌だった。
保育園で、ママ友が「耳垢をとってもらうために耳鼻科に連れていくんだ」と言っており、目が点になった。
そんなことくらいで、病院に連れて行くの?
それを聞いて、子供の医療費を無料にするって、ちょっと問題あるんじゃない?と思った。
※3割負担だけれど、市町の「子供医療証」でその3割が負担なしになる。
暇だと、病院に行く時間がある。
高齢者が年齢とともに具合が悪くなり、医者に通うようになるのもわかる。
でも、この時代、やりすぎかなぁと…。
リハビリでふくよかで健康そうな人達が、自転車を窓際で漕いでいるのが、病院施設の窓越しに見える。
私の祖母のときは、そんな施設なかったし、デイサービスで預かってもらうこともなく、実家で寝たきりの祖母を何年も世話した。
老人ホームもそれほどなかったと思う。
保険を使っての手厚いケアで、長寿になり、医療費や年金も足りなくなる。
幼児を時間で預かってもらうのは高額だけど、1000円くらいの金額で老人のデイサービスは利用することができる。
サービスが利用できる側には、良い時代になってきた。
さらに、医療も進んで、もっと長寿になるだろう。
労働者の気の毒なところは、病院に行く暇もない。
気が付いたら癌で手遅れになっていたりしたら、相当まずい。
癌になったら、抗がん剤治療しながら、働き続けたり…。
とりあえず、定年まで働いて、それから体調管理のスタート。
必死になって病院通いをして、間に合えばいいけれど…。
労働者は、気の毒だと思う。