左手の親指の付け根が痛くてまともにクラブが振れなくて困ってしまった。

 

左親指を右手のひらで包んでグリップするので、左親指に負担がかかってしまって痛くなったのでしょう。

 

松山英樹、丸山茂樹、渋野日菜子プロも、左親指痛で悩んでいるそうです。

 

トッププロも痛めるくらいだから、私がなっても当たり前かもしれません。

 

そこでベースボールグリップで打ってみたのですが、まともに打てないし違和感が半端ないので、

しばらく痛いのを我慢したり、親指を右手の横に付けたりして打っていました。

 

このままだとゴルフはできなくなるのではと思いいろいろ考えた末、右手と左手を離してグリップすれば、右手で左親指を包まないので痛くないのではとの考えに至りました。

 

右手と左手を離して使う場面はいろいろあって

 

剣道の竹刀の持ち方、テニスの両手打ち、餅つきの杵、薪割、鍬、槌でのくい打ち、など力を入れて振るとき最初から右手と左手を付けていないことが多いはずです。

 

薪割や鍬など振り下ろすとき右手が左手に付くことはあっても、最初から付けてはいないし、テニスの両手打ちも若干離れている方が多いような気がします。

 

パターも中尺にして手を離してからパットが安定しているし。

やれるかもなんて思いました。

 

そんな理屈を付けて実際打ってみました。

 

ベースボールグリップの手が離れた感じです。

左親指の先と右小指が付くくらいで、左手はトリガーをしないでわしづかみで、右手はトリガーを入れて指で持つ感じです。

 

結論から言うとなかなかいいグリップでした。

 

良かった点

 1、ミスヒットが少ない。

 2、左親指が痛くない。

 3、体を使わなくてもそれなりに飛ぶ。

 

悪かった点

 1、距離合わせが難しい。

 2、フックになりやすいので、操作性がない。

 3、右手が疲れる。

 

練習次第で打てるようになるのではとの感触があったので、しばらくはこの打ち方で行くつもりです。

 

もう少し理屈を言うと、てこの原理で手打ちでも打てるから体が疲れないような気がします。

 

つまり、支点が右手で力点が左手なので、始動は左手を下に押す感じで右手は止まっているので、究極の手打ちなのでしょう。

 

実際の動きは、左手は掌屈で右手はリストが曲がってトップは浅くなり、そこから右手でボールを打つからクラブが余計な動きをしないし、ダウンスウィングでも左手が支点で右手が力点になりヘッドが走るので、てこの原理でそれなりにボールが飛ぶのではないかと思います。

 

明日からの練習が楽しみになりました。