西原理恵子さんの著書
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
を読みました。

漫画『ぼくんち』などの著者として知られる西原さん。

お金がなくて辛い思いをした子どもの頃の経験をバネに
漫画家として成功した彼女の半生と、
西原さんの仕事観や
お金に対する考え方が綴られています。


戦争に負けて、誰もが食べていくのに死に物狂いだった時代から
50年あまりしかたっていないのに、
今は「自分のやりたいことがわからない」
という悩みが日本中を覆っている。

豊かさが実現してしまったら、
「人はなぜ働くのか、
どうして働かないといけないのか」
という悩みが出現してしまった。

と西原さんは書いています。


派遣切りや内定取り消しなどで
働きたくても働けない人が増えている今、
「働く」ということについて、
お金を稼ぐということについて、
考えさせられる一冊です。


何のために働くのか。

西原さんの答えはこうでした。

『働くことも、お金も、みんな、
家族のしあわせのためにある。

お金には、家族を嵐から守ってあげる力もあるんだよ。

いざというとき、大切な誰かを
安心な場所にいさせてあげたいと思うなら、
働きなさい。

働いて、お金を稼ぎなさい。

そうして強くなりなさい。

それが、大人になるっていうことなんだと思う。』


働くことの原点を改めて考え直しました。


とても簡単な文章で書かれていて、
小学生でも読めるように
漢字に振り仮名がふってあるので
あっという間に読み終わります。

仕事に就く前の子ども達はもちろん、
仕事をしている全ての大人にオススメです。