昨日は「居酒屋タクシー」の取材。

深夜の霞ヶ関でタクシーの運転手さん達に話を聞いて回りましたが
省庁周辺の個人タクシーの多さには驚きました。

残業で終電がなくなってしまいタクシーで帰る省庁の方達は
酔っているわけでもなく、時には1万円を越える距離まで帰ることもあるので
タクシーにとっては「いいお客さん」。

夜中の2時を過ぎてもタクシーは増える一方で
官庁には遅くまで仕事をしている人がそんなにいるのかと
それもまた驚きでしたが、
省庁の周りのありとあらゆる道には
仕事帰りのお客さんを待つタクシーが帯を成しているわけです。

数時間待った揚げ句、送り届ける先がすぐ近くだったりすると
それはがっかりでしょう。

そこで、遠くまで乗ってくれる人を固定客にしようと
ビールや商品券などを渡して
接待するタクシーが出てきてしまったということです。

あれだけ大量に並んでいれば
朝までお客さんを乗せられないタクシーもたくさんいるでしょう。
厳しいタクシー業界の現状。

それをいいことに、公費で賄われるタクシーチケットを使って
無料でビールやおつまみが出てくるタクシーを呼び出して家まで帰る。
そんな省庁職員が10年以上前からいたといいます。


今回の報道を受けて、財務省前には報道陣が詰め掛けて
とてもタクシーを呼び出して堂々と乗れる状況ではありませんでした。

報道陣が見張り役になって少しは居酒屋タクシーが減っついるかもしれません。

ただ、報道が一息ついて見張り役がいなくなった時に、
10年以上前から続いていたという裏の繋がりが
復活しないことを祈るばかりです。