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土曜日の午前3時半。
金曜の夜に楽しく飲んで帰るのであろう人達のタクシーとすれ違いながら、
私は家からタクシーで逆方面に走り、六本木に向かいました。

長野で行われた聖火リレーの取材に行くために。

ほとんど寝ずに向かった長野。
まだぼーっとした頭で7時過ぎに到着しましたが、
駅前に降り立った瞬間、ア然としました。

そこは中国の真っ赤な国旗一色。

そして、道路を挟んだ向かい側にはチベットの旗を持った集団が。

お互いに旗を掲げながらそれぞれの主張を叫び合う。
少しでも相手が近付いて来ると大声で追い払う。
その光景は、自分が日本にいるとは思えませんでした。

幸い大きな騒ぎは起きませんでしたが、
中国側とチベット側の人がつかみ合って喧嘩をしたり
自分達の思いを声を枯らして必死に訴えている姿には
圧倒されました。

私はチベット側の人達を取材したんですが
そのほとんどは、日本全国から集まった
チベット騒動の中国政府による鎮圧に反発する日本人で、
雨の中、大声で訴え続けるパワーはすごいと思いました。

平和の祭典の聖火リレーが、今年は残念ながら
違う意味で話題になってしまいましたが、
こうしてメディアが取り上げることによってその声が多くの人に届き
少しでも本当の平和に繋がることを願わずにはいられません。


それにしても、全国から集まった警察官による
厳重な警戒体勢は圧巻でした。
ものすごい数のマスコミが集まり、
長野の街中は赤で埋め尽くされ、
どこのコンビニに行っても温かい飲み物は売切れ。
長野にとって大変な一日だったと思います。

関係者のみなさん、本当にお疲れ様でしたm(__)m