大きなクスノキ切られた


私の大好きな木だったのに


長靴はいたおっちゃんが

長い梯子をかけて

猿のように取り付いて


チェーンソーでザックリ

バッサリ切りはった



メリメリ…


裂ける最期の木の悲鳴




ああ …


あの木は


両手に

ポンポン持ったチアガールみたいだった


風の強い日はポンポン振って

海風から守ってくれた



空がポッカリと現れた



小鳥たちの休憩所がひとつ

無くなった



虫たちの食堂がひとつ

無くなった