リヤドロの欠片人知れず薔薇の蕾が開くように訪れる 刻それは気配を隠し忍び寄るしなやかな 鞭行方占う白菫色の肌に絡み締めつけるひび割れた指先の花びらはこぼれ落ち落ちて砕けたリヤドロの欠片誰の耳にも聞こえない壊れ行く音憂鬱だけが 拾っている