瞳の中の

あなたとわたしが

身の内の何処からも

流れ出ぬように

唇を塞ぎ

目を閉じて

隙間も無いほどに

重ね合わされば

脈打つ

ふたつの

血の循環が

薄い肌を透り抜けて

目眩く

幽世の底に

あなたとわたしを

引き込んでいく