私の髪を

優しく嬲る
指先を

いいの
今夜は
許してあげる


頬を包み 
なぞってくれる
その指先は

しなやかに踊り
魅惑の言葉を
紡ぐから


弾いて …


朝露が
花弁から
零れるように


聴かせて …


蜜にとまる
微かな
蝶の羽音


好きよ …


触れて滑る
指先が 
流れる星の
ため息のよう


星が
夜明けの空に
隠れても

そうよ …


耀いていて

私ひとりだけの為に