夜半の雨に打たれて

 

死んじまうのか

カラス君



気付いてたんだろ ..



胸の奥で温め続けた

ささやかな夢は 

血と泥で

硬くて脆い

石に 化わっていた



往く旅の

空風の荒野に

葬り去る事が 出来なかったか



心でしか泣けない

カラス君





泣いちまえよ ..





付き合うよ