部屋を整え

花など挿して


待てど

語れぬ

土曜の午後は


ぽつんとひとり

着膨れて


まだ 来ぬ人を

諦め模様


   …



縁側に出て


みれば

庭いっぱいの

散り紅葉


枝を離れる

また ひと葉


お洒落な演出

してくれるよね


    …



もう わたし

待ちくたびれて

可笑しくて


口紅 拭いて

足袋 脱いで


お行儀悪いね..と

呟きながら


膝立て

ぱちんと


爪を切る