社会の 歪みに潜む

落とし穴のような

泥溜りに 捨てられ

魂を喪失って行くものよ

もがく程に足をとられ

這い回り

這い上がろうとしても

汚れ塗れた姿では

誰も抱き上げてはくれない

泥は乾き 固まり

簡単には落とせなくなった


起き上がり

また 倒れ

何年が過ぎただろう

そうして

忘れられ

孤立して行く 人がいる