散歩の途中で  気になってた
キミちゃんちの前を 通った

やっぱり …

雨戸が 閉まって
人の 気配がない

何度も 呼んでみたけれど
返事は なかった

あんなに 丹精込めた 畑も 
一面 雑草に 被われている

どんな日でも キミちゃんは
作物の世話をしているから

なーに〜 って 
声が 返って来そうに思う



枯れたままの 夏草
荒れた畑の 傍に

時を 忘れず
実を成した レモンの木


その 鮮やかな 果実だけが

寂しげに

帰っては来ない
主人を 待っているようだった