チルチルとミチルが 探してた
幸せの 青い鳥

そっと 手を 伸ばせば
すぐに 飛び立ってしまう


それは 


捕まえる事の出来ない
実体が ないもの


私の 青い鳥は …


ささやかな 日常の中に
散らばって ある


炊きたての ごはんの 湯気に

雨風をしのぐ 屋根や壁がある事に


風が運んでくれる 潮の香り


山桃の 樹本で 休み

小鳥のさえずりや

足元の 小さな花と 話す時


私は 幸せの 真ん中にあるのだ


それは 


観念の 中心から 逸れた

自分の 意識の外に

あるような 気がする



色づく
ビナンカズラ
(サネカズラ)