今のあざみ

「お父さんの倫理について思うことを書く。

 

 お父さんは本当に倫理を信じている。倫理が生きる指針になっている。だから、真っ直ぐに倫理的に生きている。高潔であろうとし、仕事熱心であり、家族のために働き、誠実である。

 

 私は、お父さんほど倫理を信じられるわけではない。この辺の心境は複雑だ。できるだけ、正直に書いてみる。 

 

 私が倫理に対して思うのは、『どうしてあなたは、そこまで善を信じられるんですか?』ということだ。

 

 私の人間観はもっとドライだ。人間は利害が一致しているから手が組めるだけだ。愛だって、『この人のために死ねる』『この人のために生きることが自分の幸せになる』と思えるからこそ、捧げられるんだ。

 

 私はそこまで高潔でありたいと思わない。お母さんの料理が美味しくて、真理に納得することができれば、それで」

 

小学生

「あのね、あざみは、拗ねているんだよ。お父さんが人の話聞かないから。

 

 お父さんは倫理が全てで、倫理しか信じていないから、倫理から外れることは全く理解できないんだよ。

 

 あざみはもっとブラックな人間の本音を知っているけど、それはそれで、あざみの世界として受け入れるべきなんだよね。

 

 

 提案があるんだけど、あざみがお父さん・お母さんが好きなのはよく解った。それで、仮に、あざみに理想の奥さんがいて、理想の子供がいるなら、どんな人生になったのか、を小説で描いてみてくれないかな? それでもっと自分のことが解る気がする」

 

今のあざみ

「解った。次の記事から書いてみる」