幽霊
「あざみさんが抱えているものを、代わりに俺が語ります。
小学生の頃は、お父さんの倫理に手こずったり、お母さんの愛情を信じたりしていて、それ以外には何も要りませんでした。
星のカービィのゲームは好きだったけど、それはカービィがお母さんや自分に似ているから好きなだけでした。
漫画雑誌『ギャグ王』も、お母さんが買い与えてくれたから、大事に読んでいただけでした。
あざみさん自身は、ゲームや漫画にあまり興味がありませんでした。お母さんの影響でした。
中学生の頃は、中学2年生から勉強に目覚めて、殆どの時間を勉強に費やしていました。
食事で何を食べたか覚えていないくらい、勉強に没頭していました。強いて言えば、お昼ご飯はお弁当で、米飯・冷や飯が苦手だったことは、かろうじて覚えています。
それと、血液型をB型に間違えられたことが、ショックでした。
後は、合宿で飲んだコーヒー牛乳が、甘くて美味しかったので、コーヒーに目覚めたことぐらいです。
高校生の頃は、勉強ができなくなって、ふて寝していました。
だけど、大学受験の時は、お父さんに泣きついて、国語や地理を教えてもらって、どうにか受験を乗り切りました。
大学受験までは、殆ど遊んでいました。カードゲーム『ガンガンヴァーサス』にハマったのを機に、インターネットで検索する楽しみに目覚めて、パソコンでネットサーフィンしていました。
ネットでレイプについて検索したら、レイプ被害者のサイトを見つけて、その実態にショックを受けて、レイプ被害者を救いたいと思うようになりました。だけど、あざみはリアルでは男性だし、レイプの被害を受けたわけでもないので、その想いは断念しました。
それと、漫画『東京BABYLON』にハマって、優しい人間になろうと決意しました。
後は、血液型占いの本を読んで、B型やO型に憧れて、大学ではキャラを変えてみようと決意しました。
大学生の頃は、一人暮らしをして、自由に生活をしていました。
『Ever17』『沙耶の唄』などのゲームにハマって、インターネットで感想を検索していました。
料理を自分で
もういいです。つまらないです。終わります」