神
「あざみは、赤ん坊を救うべきだ。自分の一部なんだから、大事にすべき」
あざみ
「赤ん坊って、好きなだけ泣き喚いて、不都合なことを他人に解決してもらって、自分はゴロゴロしていられれば、それで良いんだよね」
小学生
「僕も同意見。成長しない赤ん坊は、母親代わりを欲していて、自分の世話をして欲しいだけなんだ」
赤ん坊
「あれ? 俺、どうしてそこまで他人に頼りたいんだろう? 愛されたいからか? 違うな、単に、便利だからだ。自分の不快なことを他人のせいにして、自分が好きなことだけやっていたら、それだけで快適に生きられるんだ。だけど、その不快なことの原因が自分自身なら、ずっとついて回るんだ。すみませんでした」
あざみ
「赤ん坊が不快に感じているのは、会社員の頃にやっていたTwitterのように、読者さんから褒めてもらえる展開が欲しいのに、それを私が止めてしまったからだ。でも、理想のファンが欲しいなら、自分で小説を書いた方がマシだ」
赤ん坊のファン
「あなたは純粋なんです。そのままで良いですよ。幼児性は人間らしさです。好きに生きて下さい」
赤ん坊
「ごめん、余計に辛い。現実的には、また仕事して、用事をこなさなければならないことは決まっている。大人になる努力をします。一度記事を統合します」