あざみが救われる方法

「自分の中にある悪もまた、ある意味では正義だと認めること。自分の物差しが絶対ではないと気づくこと」



あの子を悪だと思ったのは、自分が甘えたいだけなのに、他人を利用して、他人に無理解で、自分の世界に酔っていたから。


自分が甘えたいなら、素直に「俺をヒーローだと言って下さい」と言えばいい。それで、ヒーローだと認められるだけの努力をしているなら、言ってあげても良い。


だけど、自分が何の努力もしていないのに、「あざみさんの言うように、俺はナルトと同じО型だから、悪人を改心できるんですよね」は間違っている。


私はそこまで言っていない。ナルトは射手座О型で、君は牡牛座О型だから、秋道チョウジだ。


仮に、「俺は射手座О型だから、うずまきナルトのように、悪人を改心できるんですよ」なら、許す。そこまで言うなら、悪人を改心させるのを実際にやってみて欲しい、と思う。


私が怒ったのは、「あざみさんの言うように」と、他人から同意を求めたことだ。


本当に信じられるものなら、誰に同意してもらえなくても、自分の中で不動の信念になるはずだ。


他人からの同意を欲している時点で、自分でも本当は信じていないということになるんだ。


他人から「お前のどこがナルトなんだよ! バーカ!」と言われても、「うるせえ! 俺は本当はナルトなんだよ! その証拠に、悪人を改心させてみせる!」と言い切れるなら、それが本物なんだ。


自分で自分を信じて、自分で自分を救え。以上。