賢者
「私は賢くなりたいけど、それは賢い人だけが知ることができる答えを知って、特別な世界に行きたいからなんだ。
例えば、宇宙の果てとか、天国の神とか、特別な真理が世界には眠っている。
普通に生きているだけの人は、特別な真理に気づかない。だけど、賢くなりたくて、特別な真理に気づきたい人は、気づくことができる。
自分にだけ気づける答えを探したいんだ」
馬鹿
「僕は馬鹿でいいけど、それは、馬鹿のことが余計なことを考えずに、痛快に生きられるからなんだよね。
ご飯が美味しければ幸せ。セックスが気持ちよければ幸せ。殴り合いで勝てれば幸せ。
そういう楽しいことだけやる馬鹿になって、気持ちよく生きたいんだ」
善人
「私は他人を助けたいんですが、それは他人の心に触れて、温かさを感じたいからなんですよね。
誰だって助けてもらえれば嬉しくなります。そんな時に、『ありがとう』と感謝の言葉を言ってくれる人もいます。
私は相手からの気持ちさえ伝われば、何をしても良いと思っているんですよ。それだけです」
悪人
「俺は悪いことがしたいんだが、それは自分のことだけ考えて生きる人生が、誰よりも強くなる秘訣だと思っているからなんだ。
自分が他人に助けてもらえると思っているヤツは、その分だけ甘ったれになって、弱くなってしまう。
だから、他人に助けを期待しないで、何でも自分で解決するヤツの方が強くなれるんだ。
俺は強くなりたい。自立したい。だから戦う。それだけだ」