お父さんのようになりたいと思った俺は、最初は、お父さんがやっている倫理学をやればいいと思った。
だけど、倫理学は合わなかった。お父さんは「悪口や自慢話は駄目だよ」とは言うけど、俺は悪口や自慢話を言っている人を見るとカッコいいと思う心があった。
それでも、お父さんが真理の探究に夢中で、自分が正義であるという確信を持てていることは、羨ましいと思った。
あざみが真理だと思えるもの
「星座×血液型・MBTI・Keirsey式・エニアグラム。心理学なら確信が持てる」
でも、心理学も正直に言えば、飽きた。同じことの繰り返しだ。自分が進化しないと意味がない。
理想の自分
「『この俺ではこうだけど、この俺ではこれ』と、自分に説明ができる人」
今の俺は、思考ではパソコンで分析してもっと自分を知りたいと思っているけど、感情ではもう疲れていて甘えたくてグーグー昼寝していたい。五感ではさっきおやつ食べたばかりだからそれで良くて、直観ではもっと真理に迫る方法が無いか探している。
炎では理想に挑戦したくて、土では普通に仕事した方がマシだと思っている。風だとスリルを味わいたくて、水だとお父さん・お母さんに愛されていたい。
理想は叶ったか?
「何か違う。あの人が羨ましいのは、それだけ個性的な人間だから。あざみは案外普通だ。凡人だ」
一度記事を投稿する。