「暇だし、遊ばない?」


弥生

「良いよー。何するの?」


「感動的な物語が読みたい。『蜘蛛の糸』に『東京BABYLON』、『沙耶の唄』、『こなたよりかなたまで』あたりが好きなんだけど、どれがいい?」


弥生

「? 丈って自分で物語描かないの?」


「ああ、俺が作者なら、主人公は自分の個性で悩んでいる子にするんだ。


 変人扱いされ易くて、自分らしく生きるにはどうすれば良いか考えているんだ。


 それで、変人扱いされる理由が、実は発達障害者だったってことが解って、同級生よりも発達が遅れているから変人扱いされていたって気づくんだ。

 

 そして、周囲に負けている劣等感をバネにして、最後には、誰にも負けないエリートになるんだ」


弥生

「すごい! 面白かった! ありがとう!」