夜桜

「あざみの今のテーマは『日常』だけど、日常を維持するには仕事が必要なんだ。

 

 あざみの分析では、仕事は、衣食住・ゲーム・真理・愛で分類できるんだ。

 

 僕ら息子4人それぞれで、仕事について考えてみよう」


星見

「僕は衣食住ですね。毎日、風呂掃除や洗濯物の取り入れ、家庭菜園の手伝いをやっています。

 

 料理をすることもあります。ナポリタンスパゲティやチキンライス、カレーを作ります。

 

 衣食住の仕事のコツは、一つ一つの作業を面倒がらずにやることです」



琢磨

「俺はゲームだな。職場で、パソコンを使って、ダイレクトメールを送っているんだ。

 

 中には、営業お断りの企業や、問い合わせフォームを用意していない企業もあるから、臨機応変な判断が必要になるんだ。

 

 こういう作業は、パソコンと自分が一体化したみたいで、楽しいんだ」



夜桜

「僕は真理だね。毎朝お父さんと倫理の教訓を唱和したり、土日にお父さんが開く倫理の勉強会に参加したりしているんだ。

 

 倫理は、人として大切なこと。悪口や自慢話が下品だとか、怒るのは乱暴だから良くないとか、人として美しくなるために、勉強をするんだ」



「俺は愛だな。お母さんから、毎朝出発前にお弁当を受け取ったり、毎晩寝る前に薬を受け取ったりしている。

 

 お母さんは愛嬌があって可愛い。世話好きで、俺の面倒を見てくれる。それに感謝している。

 

 甘えるのは恥ずかしいけど、大切なお母さんだ」