夜桜

「お母さんの話を聞かせて」

 

 

このみ

「私はお母さんの作る海老フライやカレーライスが好きで、お母さんが好きでした。

 

 学校給食は嫌いだったけど、三角食べを身に着けてからは、上手に食べられるようになりました。

 

 大学生の頃は一人暮らしして、自分で料理を作っていました。豚肉のピカタや南瓜のシチュー、ペペロンチーノ、リゾットを作っていました。

 

 会社員になってからは、庶務の仕事をしていました。

 

 

 そんな時、居場所が欲しくて、インターネットで遊び始めました。

 

 そこで、『ぼくにゃんぼー、こねこみたいなぷりちーぼーい。ぼくはたすけてもらわないといきていけないんだよぉ。あーんあーん』という芸を披露しました。

 

 それが痛快で、私は自分が変わりたくなりました。

 

 それで、夜桜を出産して、統合失調症になって、会社を辞めて、新しい職場を見つけて、今に至ります」

 

 

夜桜

「お母さんは、生まれ変わったんだね。それはそれで良いよ」