無意識は今、泣いている。傷は少しマシになった。一応は自分の一部として、存在することを許したから。
そして、無意識は、赤ん坊のように、泣き喚くだけ喚いて、自分では何もしたくない、そう思っている。
無意識は、不快なことは全部大人に押しつけて、自分は可愛い赤ん坊として甘えていれば良い、そう思っている。
それは大人・超自我が許さない。お父さん・お母さんに迷惑がかかる。だから自分がしたいことは自分ですべきだ、そう思っている。
無意識は、そろそろ夕飯だからご飯は食べたい、それで時間が来たら薬を飲んで、夜はぐっすり眠りたい、そう思っている。
超自我は、それくらいなら許す、無意識に任せるよ、と許した。