織葉

「あの格闘ゲームオタクの子は何だったのかしら」

 

 

「俺は、あの子が本当にうずまきナルトになりたいなら、応援してあげるつもりだった。だけど、それはミーハーな憧れで、ナルトのように本当に他人を理解したいわけではなかった。だから救えない」

 

織葉

「そうね」

 

 

琢磨

「格闘ゲームが好きなら、自分でブログを開いて、そこで格闘ゲームの話をすればいいじゃないか。何で格闘ゲームと関係ない俺らのところに来たんだ?」

 

織葉

「そこまで自分が好きな世界も無いのよ。何も語ることが無いよ。ただのカスよ」

 

琢磨

「なるほどな」

 

 

星見

「僕は庇いません。放置します」

 

織葉

「それで良いわ」

 

 

夜桜

「僕らに憧れていたからこそ、僕らに倣って、漫画や心理学を勉強したんだろうねえ。でもそれは、本当に僕らを理解したかったわけではなくて、僕らという鏡に映った自分の憧れを追いかけていたんだろうね。傍迷惑にも程がある」

 

織葉

「いっそ、私達に憧れているなら、『東京BABYLON』や『MBTIへのいざない』を読ませれば良かったかもね」

 

夜桜

「ああ、それで気づくんだ、知的レベルが全然違うことに。それは是非にやるべきだったね」