あざみ

「俺ってモテるんだよな。それは納得しているけど、普通それって喜ばない? 『やったー、俺ってモテるんだー、ウハウハー!』とか。

 

 俺が嬉しくないのは、俺は本当は」

 

理想の指導者

「憧れを間違えている。あざみは冷酷になれない。あざみは学者ではない。あざみは小説で他人を教育したいだけなんだ」

 

あざみ

「そうか。

 

 他人の小説を読んでいても合わないから、自分で自分の理想の小説を描くことにした。

 

 俺はヒロイン4人と仲良くやっている。それはそれで良い。

 

 楽しくないのは、俺はヒロインが欲しかったんじゃない。ヒーローが欲しかったんだ」

 

理想の指導者

「そこからして勘違い。あざみはヒーローに助けて欲しいんじゃなくて、自分がヒーローになって他人を助けたいんだよ。そのヒーローに助けられるヒロイン4人が必要なんだよ」

 

結依

「私は『東京BABYLON』の話ができて嬉しかったです」

 

弥生

「私はポケモンバトルが楽しかったな」

 

このみ

「私は料理を食べてくれて嬉しかったです」

 

幽々子

「私は哲学の議論ができて嬉しかったわ」

 

あざみ

「そうなのか。俺は他人を助けたかったんだ。俺はとっくに自分がヒーローになっていることに気づいていなかったんだ。なるほど」