賢者

「賢愚善悪を自分の小説で再現する方法を考える。

 

 賢いとは、答えが解ること。馬鹿とは、答えが解らないこと。

 

 だから、馬鹿を描きたいなら、頭の中身が空っぽで、何も考えていない人を想像すればいい。 

 

 逆に、賢者を描きたいなら、どんな問題にも答えが用意できるぐらい、考えている人を想像すればいい」

 

馬鹿

「ああ! 僕って何も考えていないよね! 納得だよー!」

 

賢者

「それで、善人とは他人を助けること。悪人とは、自分しか助けたくないこと。

 

 だから、悪人を描きたいなら、他人が全く目に入っていなくて、自己中心的な人を想像すればいい。

 

 逆に、善人を描きたいなら、自分は度外視で、他人を助けることだけを考え続けている人を想像すればいい」

 

悪人

「ああ、俺は全部自己都合で動いているな」

 

善人

「私は他人しか目に入っていません。自分はどうでもいいです」

 

賢者

「賢愚善悪の描き方は以上だ」