無意識

「幽霊は終わった。これからは無意識と呼ぶ。

 

 俺はあざみの中にある甘えで、超自我とはライバルなんだ」

 

超自我

「利他の実践だよ、あざみ。両親を助けるためにも、再就職して、給料を自分で稼ぐんだ。それが第一歩だよ」

 

無意識

「もういいじゃないか、あざみ。甘えていようよ。もう何もしたくない。どうせいつかは終わるんだ、今だけでも良いから楽しんでいようよ」

 

あざみ

「今日は超自我で就労移行支援施設に通所したから、今は無意識の言うことを聞く。ああ駄目だ。無意識には生理的嫌悪感がある。私は無意識が嫌いなんだ」

 

無意識

「待って。悪のあざみが俺なんだよな? それなら、俺は俺で認めるべきじゃないのか?」

 

あざみ

「大人しくして欲しいから話は聞くけど、最終的には超自我を選ぶよ、私は。過去の私も、それで良いよね」

 

0歳児

「当たり前。あのお父さんの言うことに従うべきだ」

 

小学生

「そりゃあ、正義のヒーロー・超自我の言うことを聞くべきだよ」

 

高校生

「大学受験では、超自我・親父に助けられた。だから俺は超自我を信じる」

 

会社員

「ネットの読者からも、僕は無意識を馬鹿にしていて、超自我を選んでいるようにしか見えないと言われた。これは一生変わらないんだろうね。それで良いよ」

 

今のあざみ

「良し。無意識には変わって欲しいんだ、超自我を理解して。それでいいよね?」

 

無意識

「すみませんでした。俺は苦労を選びます。一度記事を投稿します」