小学生
「あのさ、ユング心理学でもっと面白い話を聞かせて」
今
「それなら言うけど、どうして人間に思考と感情、五感と直観があるのか。
思考は、他人と自分の力関係を比べて、どちらが上なのかを見極めるんだ。
だから、上下関係がハッキリして、大人の世界で、戦っていくことができるんだ。
だけどそれは、幼児期の赤ん坊が、お母さんに泣きついていた甘えを否定することなんだ。
思考が大人を贔屓するのとは逆に、感情は赤ん坊を贔屓して、甘えを重視するんだ。
五感は飲食やセックスを重視して、生物的に生きることを重視するんだ。
これで生きていくことはできるけど、『どうして私は生まれてきたのか』という、高尚な意味を問うことはできないんだ。
生まれてきた意味を問うのが直観で、神様の世界に行きたいと思うことなんだ」
小学生
「納得した! ありがとう!」