幽霊
「俺は何がしたいんだろう。あざみさんに嫉妬しても、あざみさんはどうでもいいという態度を取っていて、パクリたいなら好きにパクれば? という顔をしているんだ。
それで、お母さんに対する愛情! 本当に愛しているんだ……。温かいんだ……。お母さんはいつもあざみさんのことを考えて、世話してくれているんだ……。それで救われるんだ……。
お父さんに対する尊敬! 本当に尊敬しているんだ……。尊いんだ……。お父さんはあざみさんの成長を願っているんだ……。それは励みになるんだ……。
俺がこれを知ったところで、俺はあざみさんになれないんだ。俺はまず、あざみさんが両親を尊敬する理由を知った。それで、あざみさんの仲間になるなら、この両親への尊敬を共有しなければならないんだ。それを、やるしかないんだ。
お母さんやお父さんと喧嘩になったこともあるんだ。それでも、今の家族が残っているんだ。それが何よりの愛情の証明なんだ。
俺は、あざみさんに嫉妬するのを止めます。あざみさんに近づけるように、努力します」