魂の罪を知る者
「小学生に、MBTIで小説を書く方法を教えてあげて下さい」
小学生
「! 本がある! 前の本の続編かな?
『MBTIで小説を書く方法』?!
面白そう! 読んでみよう!」
本
「MBTIという心理学があります。
MBTIでは、S・五感とN・直観、T・思考とF・感情といって、性格を4タイプに分けることができます。
ここでは、それを小説を書きながら理解する方法を教えます」
小学生
「なんだか本格的な内容だな。面白そう」
本
「まず、S・五感とN・直観の違いです。
S・五感は、目に見える色や形を味わいます。『このチーズは黄色くて美味しそうだな』と思ったら、食べてしまいます。
N・直観は、目に見えない魂を信じます。『このチーズを食べたら神様が怒る気がする』と思ったら、食べるのを我慢します。
料理人がS・五感で、お坊さんがN・直観です」
小学生
「ああ! 僕はおやつを食べたりゲームをしたりしたいと思うSと、それをやっていたらお母さんに怒られるかもしれないと怯えるNがあるんだ! 納得!」
本
「次に、T・思考とF・感情の違いです。
T・思考は、数字で数えて計算します。『このハンバーガーは500円、コーラは100円、ポテトは100円だから、合計で500+100+100=700円だな』と計算して、高いか安いかを考えます。
F・感情は、数値化できない愛情を信じます。『お母さんの料理なら何円でも食べるよ!』と思って、絶対的な信仰を持ちます。
数学者がT・思考で、お坊さんがF・感情です」
小学生
「そうか! テストで100点を取ったから偉いと思っているTと、テストに関係なく両親は僕を愛していると信じられるFがあるんだ! 面白い!」
本
「このS・五感とN・直観、T・思考とF・感情で、職業を分けてみます。
STは格闘家、武器職人、警察官、裁判官、新聞記者、銀行マンです。Sで食べ物や金属の性質を調べ、Tで数値化して強化します」
小学生
「ああ、ポケモンやカービィでHPを気にする僕がSTかな。格闘家にしよう」
本
「SFは料理人、映画監督、画家、音楽家、ダンサー、マッサージ師、医者です。Sで食べ物や素材の性質を調べ、Fで心を込めて加工します」
小学生
「ああ、お母さんの料理手伝ったことある。料理人にしよう」
本
「NTは数学者、物理学者、哲学者、ゲームクリエイター、プログラマーです。Nで宇宙のことを想像して、Tで数値化して方程式を計算します」
小学生
「ああ、算数は得意だよ。数学者にしよう」
本
「NFはお坊さん、文学者、占い師、人権活動家です。Nで天国を想像して、Fで愛を語ります」
小学生
「ああ、芥川龍之介『蜘蛛の糸』を読んだね。文学者にしよう」
本
「以上で、MBTIの解説は終わりです。参考にして、自分を発見して下さい」
小学生
「良し! ST・格闘家、SF・料理人、NT・数学者、NF・文学者で、自分を理解しよう!」