幽霊

「もう終わりなんだ。どうでも良いんだ。何をしても嬉しくないから、助かりっこないんだ」

 

超自我

「特別に、あざみ・意識の気づきを許す。やって」

 

あざみ・意識

「じゃあ、幽霊のやることを全肯定して、全部許したら、どうなる?」

 

幽霊

「あれ? 何がしたいんだろう、俺。俺を好きな女の子がいて、その子とラブラブエッチして、飽きたらポイして、次! ってやっていって、その次! を飽きるまで続けたら、いつか俺の理想の女の子がやってくるんだ。

 

 そんなわけないだろ。そこに行き着くまでに、終わるんだ、これは俺の安い夢だったって」

 

あざみ・意識

「問題は、何故こんな発想がああ察した。私は自分の両親が唯一無二だと思っているから、他人が誰でも良い人を軽蔑しているんだ。そして、悪の私では、両親すらどうでも良いと思う自分がいるんだ。気づけば単純だった。善の私ではこう、と決めたら、悪の私ではこう、と決めることは、単純にできるんだ。それで、どっちの私で幸せになれるかは、私次第なんだけど、私は今のところ善の私を優先したいんだ。それで、超自我の味方なんだ。幽霊は、私の中で、取ろうと思えば取れる選択なんだけど、やりたくないんだ、不幸になるから。以上」