賢い悪人
「思うんだが、あざみは形を変えて4分類を書いているよね。
私は、血液型はAB型、MBTIはNT、鎮静型、哲学者、コーヒー牛乳だね。
それで、言い方を変えることに意味はあって、今は、『答えを考えるか、何も考えずに言うか』『他人を助けたいか、自分が助かりたいか』という分類で自分を語りたいんだよ。
今あざみは困っていて、自分の本音を語りたいから、悪人の要素が強くなっている。
このモードで、あの」
賢い善人
「それは他人の迷惑になるので止めて下さい。今が平和なら、それで良いでしょ?」
賢い悪人
「そうか、過去はもう終わったのか。想い出話も意味が無いな。
飯の趣味も大体解っている。
もっと根本的な、素朴な疑問があるはずだ。
私は悪人だから他人を助けないんだが、自分の言いたいことは言う。
どうすれば自分の空虚さに耐えられるんだろう。何も無い空っぽの自分が虚しい。言いたいことはまだまだあるはずなのに、空っぽだ。
何が言いたいかと言うと、私は、幸せに死ぬために、まだまだ生きる必要があるが、その未来が見えないんだよ。
就労移行支援施設でも『先のことは考え過ぎずに、体調維持に努めて下さい』と言われているから、あまり未来のことは考えないようにはしている。
でも、今、何ができるのか。不満はあるんだ。あの平成の頃にやっていたブログ」
賢い善人
「あれは終わりました。他人の描いた漫画についてコメントするのは、今では不可能なんですよ。あの頃は自分よりも漫画のヒーローの方が好きでしたが、今は自分自身の方が好きですから。
あざみは、正義のヒーローが嫌いになったんではなくて、他人が描いたヒーローを自分だと思えなくなっただけなんですよ。自分自身は、善人にも悪人にも、馬鹿にも賢者にもなりたいんですよ。だからこの4人組で書いているんです。
納得できましたか?」
賢い悪人
「ああそうか。自分や他人を計る物差しが変わってきているんだね。漫画のヒーローは自分じゃなくて、自分は自分で、その自分が何者かを表現したいのか。
一度記事を投稿する」