ZZ・投資家

「あざみが両親と違う人間であることを自覚できたのは良かった。

 

 それで、あざみ自身の幸福って何だろう? 

 

 食事は美味しい、お母さんの世話になっているから。

 

 お金は障害年金と貯金で賄っていて、そのうち再就職も考えている。

 

 何となく、自己分析に夢中なんだけど、あざみが知りたいのって『適職は何ですか?』じゃないかな。 

 

 自分にできる仕事が見つかって、それで他人を助けることができれば、あざみも救われるもんな。 

 

 俺は金を使うだけの担当だけど、金を払って品物を要求する以上は、注文をつけることも許されるよな。

 

 その辺はどうなんだ?」

 

XX・政治家

「あざみは自分の中で楽園を作りたいんだ。

 

 他人の作った漫画やゲームには、『これは俺の世界じゃない』と距離感を持ってしまうようになったんだ。

 

 自分だけの楽園が欲しい。

 

 それで、仕事について考えるには、そもそも、仕事って何? という疑問がある。 

 

 それは、自給自足で賄えない部分を、他人から貰うために、自分も何かを差し出すことなんだ。つまりは交換だ。

 

 商品を作るのも、それを売って、対価としてお金を貰うためなんだ。

 

 これでいいかい?」

 

ZZ・投資家

「ああ、俺はお金を管理しているから、欲しいものがあれば、何でも金を払って取り寄せることができるんだな。

 

 それで、料理が欲しいならSF・料理人、家具が欲しいならST・格闘家、ヒントが欲しいならNT・哲学者、愛が欲しいならNF・占い師に注文すれば良いんだな。

 

 それで、この国全体で誰を優先すべきか決めるのは、XX・政治家なんだな」

 

XX・政治家

「その通りだ。

 

 今の就労移行支援施設では、ST・格闘家やSF・料理人が頑張ってくれている。ST・格闘家がパソコンスキルを磨いて、SF・料理人がスタッフと話をしている。

 

 反面、NT・哲学者やNF・占い師を持て余していて、それはこのブログで発散させている。

 

 この体制に限界があるなら、また新しい体制を考える。

 

 以上だ」