通所
「ちょっといい?」
小学生
「! この神々しさは、未来の自分?!
何かあるの?」
通所
「ちょっと悩んでいることがあるんだ。相談に乗ってくれる?」
小学生
「僕にできることであれば」
通所
「俺の中に、悪の心があるんだ。
悪だから封印しているんだけど、それで悪の心がイライラしているんだ。
そのイライラが伝わってくるからこっちも不快なんだけど、どうしたら良いと思う?」
小学生
「? そんな悪の心が、どうして存在するの?」
通所
「悪の心は、世界で一番自分が可愛くて、自分の快・不快しか考えないんだ。
だから、他人に平気で迷惑をかけて、俺の人生を台無しにしようとするんだ。
俺はそれが許せないんだ」
小学生
「ああ、生き物だから、それは仕方無いんじゃないのかな。
誰だって、自分がお腹空いていたら、料理食べたいと思うだろうし。
それで、その悪の心ってどんなの?」
通所の赤ん坊
「俺です」
小学生
「ああ、これはどうでもいいや。別に暴れさせても良いんじゃないの? 大したことできないよ、どうせ。
イライラするぐらいなら、解放させても良いと思うけど」
通所の大人
「けど、この悪の心が暴走すると、自分で自分を」
通所の赤ん坊
「それはもうやりません。どうせ意味ないし。俺の負け確定だし。終わった」
小学生
「どうせなら、好きに遊ばせてあげたら?」
通所の大人
「まあ、試しに、そうするか。ありがとう」
小学生
「いえいえ」