愛和気のソロの最後の方で、私も加わり、愛と私は、舞台下に、そして櫻井のソロが始まります。
この作品でやりたかったことの一つ、墨を身体に塗りたくること。愛和気は筆で、私の身体に書道のように、私は海綿を使い愛和気の全身を墨で塗りたくりました。作品構想時には、宮城県美術館へ出向き、肌をはじかない塗料は何か、水彩絵の具などでも試して、墨汁をえらびました。
このパートは練習していませんでしたので、本番はドキドキものでした。が、後で映像を確認してみて、自画自賛にはなりますが、踊りではないけれど、確かにアートパフォーマンスといえるその動きは、なかなかに面白いものだと思いました。
翌年の第一回ART23シアターで再演しています。青葉の風テラスの屋内でしたので、この部分は、愛和気がじようろで私に水をかけ、私は植物のように、だんだん大きくなる動きに代えています。愛和気に言わせると「若い人(この場面でソロを踊る櫻井)に水をあげる」意味だそうです。