小指、薬指に痺れや知覚障害がある
うまく指に力が入らない
箸がうまく使えない
このような症状がある場合肘部管症候群の可能性が考えられます。
肘部管症候群は肘の内側を通る尺骨神経が原因で起こる疾患です。
尺骨神経って何?
肘をぶつけたりすると稀に指先まで「ビーン!!」って痺れる事がありますよね?
あの「ビーン!」ってなる原因の神経が尺骨神経です。
肘部管症候群って何?肘部管って何なの?
肘部管とは肘の内側にある神経が通る,
骨の溝や筋、靭帯で出来たトンネルのことです。
肘部管症候群はこのトンネルが何らかの原因により狭くなってしまったり神経が引っ張られるようになり
神経が圧迫されたり引き伸ばされたりして小指などの痺れが起きてしまう疾患です。
どんな人がなり易いの?またどんな事が原因で起こるの?
野球など投球動作があるスポーツなどの場合、投球時には肘の内側にある尺骨神経に掛かる圧力は安静時の6倍と言われていて
日常生活に支障はなくてもボールを投げ始めると
症状が出る事が多いです。
また肘部管症候群の原因の多くは変形性関節症による肘関節の変形が多くを占め、特に肘をよく使う30歳以上の男性の利き手に多いです。
どんな症状が出るの?
小指、薬指の小指側半分に痺れ
症状が進行すると小指の下の筋肉、や指を開閉する筋肉が痩せてしまい指の開閉動作がよわくなったり、
人差し指で物がつまみ辛くなる
箸が使い辛くなる
服のボタンが通し辛くなる
など指で細かい運動をするのが困難になってしまいます。
病院ではどんな診察や治療をするの?
病院などではまず肘が外に向いてるか中に向いてるかをチェック。
また肘の可動域を見て尺骨神経の脱臼を触診し手の中の筋肉が痩せていたら障害を疑う。
あとは肘の内側を叩き小指などに痺れが出る場合も障害を疑う。
治療は基本的には保存療法です。
長時間肘を曲げていると尺骨神経が圧迫されてしまうので
長時間肘を曲げたりするのは避けましょう。
またひどい人は手術が適用される事が有り
どんな手術をするのかというと
神経が圧迫されている所の靭帯などを切開て圧迫から解放させます。
手術適応になってしまってからでは遅いので
なんか小指が痺れる、とか感じた人はまず専門医にかかり
また時間がなかなか作り辛い人はなるべく肘に圧迫をかける動作などは控えるとよいでしょう。