言葉を瞬時に引き出すのは難しい。

私は誰との会話でも、どんな内容の会話でも、自分の発した言葉に対して反省する。


あの時あぁ言えたらよかった。

あの質問にはこう返すのが正解だった。

というように。


私を表現する際に、周囲の人は「マイペース」という言葉を使うことが多いのだが、その通りだ。

特に会話において「その場のテンポ感で」「その場に最適な言葉」が出せないのだ。


その話題がひと段落した後、あるいはその日シャワーを浴びている最中、脳内反省会が行われる。


結論、お喋りが苦手だ。


「どう思った?」に対して、自分が何を思ったのかがまずわかっていない。

その間、脳内は真っ白なのだ。

つまり、何も思っていないのと同じだ。

しかし成人もした人間である以上、何も無いというのもおかしな話である。

そうなのだ。

思い返せば、自分はその時何かをきちんと感じているのだ。

ただ、「その時」の自分がそれに気づかないのだ。


そして、私は1人で喋り続けることができない。

私の周りには、それを得意とする人ばかりだ。

そのため、今まで相槌と少しの返答で済んでしまった。


話術を鍛える術を、自ら絶ってきた。

自分の話をすることが、何かを表現することが、今更怖いのだ。


そんな自分が、配信アプリSpoonというものに興味を持った。

いざインストールし、アカウントを作り、ライブ配信をした。

休みを入れながらも、1年程続けただろうか。


結果、友達は増えたが、会話の不得手さを実感した。

自分の居場所ができたという意味ではメリットがあったように思う。


今後はリスナーとして、Spoonを楽しんでいく。