3時間で、おじいちゃんが別人になった日。
水中ドローン×シニア×脳トレ。
かっこよく「脳のアンチエイジング」を本気で作ろうとしています。
入室してきたとき、正直「普通の元気なおじいちゃん」だと思いました。
79歳の男性2名。
水中ドローンの座学講習、第1回目。
テーマは「水中ドローンの市場と活用事例、そして機体の説明」。
3時間のプログラムです。
私は内心、少し心配していました。
79歳に水中ドローンの市場規模や活用事例を説明して、伝わるだろうか。
途中で飽きてしまわないか。
難しすぎないか。
その心配は、3時間後に完全に裏切られました。
3時間後、目がキラキラしていた
講習が終わって、2人が帰り際に言った言葉があります。
「面白かった。俺たちは、選ばれし79歳だ。」
見た目が、変わっていました。
入室してきたときと、同じ人間とは思えないくらい。
目に光が入っていました。
背筋が、少し伸びていました。
私の方が、驚いていました。
人は目標ができると、こんなにも変わるのか、と。
なぜ「水中ドローン×79歳」を始めたのか
「脳トレに散歩しましょう」
「体操教室に来てください」——世の中にシニア向けの健康プログラムは山ほどあります。
でも、かっこいいものがない。
79歳の男性が「俺、脳トレのために体操してる」と言うのと、
「俺、水中ドローン操縦してる」と言うのでは、まったく別の話です。
後者の方が、孫に自慢できる。
友人に話したくなる。
自分自身が、誇らしい。
水中ドローンの操縦は、実は脳への負荷が高い。
3次元の空間認識、手元のコントローラーと水中映像のリンク、
瞬時の判断——これは「かっこいい脳トレ」になり得ると、私は本気で思っています。
これがビジネスになるかどうか、まだわかりません。
でも、79歳の2人が目をキラキラさせて帰っていったあの瞬間、
「これは本物かもしれない」と感じました。
これから記録すること
この連載では、2人の79歳が水中ドローンを操縦できるようになるまでを、正直に記録していきます。
どこまで理解できるか。
どのくらいの時間で操縦できるようになるか。
10日後、覚えているか。忘れているか。
うまくいかない日も、そのまま書きます。
この講習会のゴールは、操縦だけではありません。
水中ドローンで海を撮影して、
その映像をPCで編集して、
YouTubeに公開する。
さらにAIを使って動画を加工して、
自分だけの作品を世界に発信する——そこまでが、このプログラムです。
79歳が、YouTubeクリエイターになる日まで。この記録を書き続けます。