麻布学院は厳しい塾だと言われています。

それを悪い事だとは思いません。

麻布学院は、絶対に生徒に媚びることはしませんし、怒るべき事はきちんと怒ります。

当たり前の事を当たり前にしていれば、厳しいと言われる世の中です。

私は、塾とは成績を上げ、数字と結果を残せなければ、存在価値は無いと思う人間です。

元が一般企業出身ですし、塾は義務教育でも託児所でもありません。

大手塾のように、宣伝費を多く用意できる訳でもなく、たくさんの生徒が入塾してくれる訳でもありません。

麻布学院は個人塾です。

たった1教室です。

ですが毎年受験では、二桁のナンバースクール合格者を出して来ました。

学校の校内1位も、模試の県内1位も。

一高・二高の受験首席も。

やるべき事を真剣にやっているだけです。
毎日、この時間まで仕事をするのも、きちんと生徒の成績を管理するためです。

私も、もう1人の塾長も、16年間完全な休みはありませんでした。

私は途中で、病室リタイアした時期がありましたが、もう1人の塾長はずっと塾を支えてくれています。

我々2人は、本当に生徒の成績を上げたい人間なんです。

その気持ちは、麻布学院に来てくれれば、すぐにわかります。

卒業までいてくれた生徒は、必ず志望校の合格に近づけて来ました。


今の世の中、真剣に生きれば生きるほど、茶化す人間も出てきます。

でも、我々はずっと真剣に塾をやってきました。

今年の受験でも、生徒23人中、ナンバースクールに15人を送り出せました。

麻布学院は、我々2人にとって、16年間かけてきた全てです。

これからも真剣に生徒と向き合うつもりです。

それが厳しいと言われるなら本望。

面白可笑しく塾の授業をするのではなく、生徒には出来る喜びを与えたい。

真剣になればなる程、辛いこと、悲しいことも増えますが、喜びや生徒の笑顔や努力量も増えてくれるのを我々は知っています。

真剣に生きる事は間違いなのでしょうか?

数字と結果を残すことに、全てをなげうつ事はいけないことでしょうか?

生徒がただただ、楽しいだけの、遊び場を用意すべきですか?

麻布学院は、そうはなれません。

厳しくとも、必ず数字と結果を残し、生徒全員が努力できる塾でありたい。

これからもずっとです。

いつも正直に真剣に。

生徒が100人になろうと、120人になろうと変わりません。

世の中には変わらなければならない物もありますし、時代に合わせなければならない事もあると思います。

でも、麻布学院は変わりません。

改良は続けますが、信念は変えません。

厳しくとも、必ず生徒が努力するまで、ずっと根気強く。

努力してくれれば、数字と結果に。

我々も最大限の努力をします。

それが間違いだとは、私は思いません。

受験で落としてしまった生徒達の姿を忘れる事が出来ません。

だから、いつも正直に真剣に。

麻布学院は変わりませんし、変われないんですよ。

2人とも器用な人間ではないので。

生徒を落としたくないという気持ちと引き換えに出来る何かはありません。

だからこれからも変われない。

変わらない事がいつか良い事だと言われる日が来ると私は思っています。