指導データを作成中。
やはり悩むのは、定期テスト対策開始時期。

ずっと定期テストに拘る塾はありますが、そういった塾の生徒さんは、塾なしの生徒さんに定期テストで勝てなかったりします。

中途半端になるんですよね。

学校ワークを繰り返しやって、学校の先生が出した、小テストや独自プリントをやった方が、定期テストは上がります。

しかし、塾としては授業中、学校ワークを使用する訳にはいかない。
だから、業者販売の準拠教材を使用する。
そうすると、学校ワークを繰り返しやる、塾に行っていない生徒さんに負けてしまう場合もあります。

ですから、麻布学院は定期テスト時期になると自立学習に切り替え、ひたすら学校ワークの繰り返しと、他校の学校ワークを仕上げに交換させて、やっています。

独自の予想問題も解かせて、大体生徒はどこの学校でも、1位~30位くらいに生徒が固まります。

しかし、定期テスト対策。
弊害もあります。

復習と予習が出来なくなるので、受験問題を使用出来ない期間が続きます。

定期テスト対策を1ヶ月とるようにしてから、全体の評定が大幅にあがりました。

ですが、学力を回復するまで、1週間~2週間かかります。

一部の、定期テストの点数が取れない生徒のために、上位層まで同じ期間は必要ないのですが、やはりどこかのクラスが定期テスト対策に入ると、上位層もソワソワし始めます。

近隣中は、実技教科の評定が低い。
まさに実技重視で、音楽と美術はテストがありません。
体育は、点数が獲れても実技が良くないと、3や良くて4。
ですが、実技が出来ても点数が低いと3。

五橋中の40位~50位の生徒よりも、いつも10位以内にいる生徒の評定が低い。

5教科の先生は、点数で評定をくれるのですが実技教科は大変。

そういった事が災いしたのか、過去に男子の7割が私立高校になった年もありました。
学校の先生が、集会で言った事なので、実際にそうだったのでしょう。

昨年は、先生達も評定を上げ気味にしてくれたのですが、やはり五橋や上杉山と比較したら、やはり低い。

一高・二高の平均評定に行くか行かないかくらいに上位層がなってしまいます。

ですから、せめて点数は獲らせてあげたい。

定期テスト対策と受験勉強は、全く別物。


指導データをまとめていると、定期テスト対策期間を2週間にするのが、受験にはベスト。

しかし、評定が安定しだしたのは、定期テスト対策を1ヶ月にした昨年から。

定期テスト対策を1ヶ月とるのは、麻布学院にとってあまり問題がないのですが・・・
毎日塾がありますし、時間も1日4時間半。
生徒は自習を1時間半はして帰るので、約6時間の学習をしています。

中1生・中2生も、学校が終われば早くから自習をして、毎日90分授業。
自習時間は中3生と同じ。

特に中3生は、受験問題のブランクを取り戻すのは、他の塾よりも速いと思います。
両立が出来ているからこその受験結果です。

ですが、万全を期したい。
それには2週間がベスト。

少し悩んでいます。上手くいっているので、変える必要は無いように思えるのですが・・・

データ的には、2週間がベストとなる。

今回は教科数が多いので、夏期講習が終わり次第、定期テスト対策に切り替えようと思います。

まずは、連続する模試と実力テストから。

そちらの準備は万端です。
伊達に毎日9時間講習、1年生・2年生は3時間講習をしてきた訳ではないので。

しかし定期テストでは、1年生の公立高校受験コースの11人が心配。
模試も定期も350~395点では、保護者に顔向けが出来ません。

このコースだけ、定期テスト対策を長目に取る事にします。
やはり保護者の基本は、定期テストの点数だと思いますので。

今年の中1生には少しだけ、悩んでいます。
今回は、宿題とチェックが必要ですね。

私はあまり好きではないのですが・・・

取り敢えず、実力テストや模試に中3生・中2生は照準を合わせ、中1生は個々で違う対応をしようと思います。

この休みで、一気に指導データを作成します。

中1生。悩ましい。
今まで16年間で一番悩ましい。