東華中の生徒5名。
全員吹奏楽部。

1年生が1名。2年生が2名。
3年生が2名。

毎日練習があるので、他の生徒よりも学習時間がとれない。

中3生の2名には、この事態を予め予想し、ずっと講師1・生徒2の個別対応をして来ました。
そのかいもあり、学年7位と12位に。

しかし、夏期講習は毎日2コマ半。
他の生徒が6コマなので、差が開いてしまいます。しかも最後の2コマは社会の集団。

社会が終わるまでは、最後の自立学習の時間を私が授業に入り、集団授業を行っています。

授業終了後、夏は全員、2時間自習をして帰るので、チームリーダーがたまに教えていますが、やはり足りない。

県大会に進んだので、大会までは我慢。

昨年の生徒も、東北大会までは、何とかもたせる事が出来たのですが、マーチング全国大会までは、想定外でした。

宮城野中の吹奏楽は休みなく、朝から午後まで練習する学校なので、最後の最後に成績を大きく落としてしまいました。

私立は特待生合格を勝ち取ったのですが、仙台三高合格には届かず。

全く全国大会を頭に入れていなかった私の責任です。
東北大会までは覚悟していたのですが・・・

ですから、妥協せず、個別対応をして来ました。
正直、麻布学院は集団塾で、個別料金は設定していません。
双子ですので、1人分は無料。
講習費も1人分は無料です。

それでも、中3生をとったのですから、赤字でずっとやって来ました。

努力をしている生徒には、麻布学院も利益を考えずに対応します。

与えられた条件で、何とかしなければ、生徒をまた泣かせる事になりすから。

ただ、やっぱり少し雰囲気が他と違い、切羽詰まった感が無いので、一昨日、気合いを入れました。
目付きが変わったので、大丈夫だと思いたいのですが、何せ夏は人員が足りない。
2名を授業終了後に、誰かにお願い出来る状況ではありません。

県大会までは、今のままで行って、大会でもし東北大会に進むならば、何とか講師にお願いして、授業終了後に残ってもらえるように頼みます。

損をしているとしても、手を抜かずに精一杯、麻布学院が協力すれば、将来必ず実績を残してくれるはずです。

吹奏楽部の生徒を入れるという事は、どこの学校でも同じです。
こちらも、覚悟をしてとらないと、後で他の生徒と歩幅が合わなくなります。

全国大会まで行っても、結果を残せるよう、今年の生徒には、早め早めに対策して来ました。

過去に、吹奏楽が大変で有名な宮城野中の生徒を、仙台一高に合格させる事に成功した、何名かのデータを使用して、必ずや合格の学力に引き上げます。

今年は夏期講習の間まで色々あります。
今日も少し頭を抱える事がありましたが、与えられた条件で、成績を上げるのが塾。

前にも、サッカー日本代表や、野球日本代表を仙台一高に送っています。
全国大会はかなりいます。

全国大会で、合格させてあげられなかったのは今年受験した1名のみ。

私のデータ作成の甘さです。
その経験も考慮し、出来るだけの努力は塾もしますので、生徒も全力を尽くしてください。

大会が終わったら、きちんと切り替えて。

塾は与えられた条件で、成績を上げなければなりません。
部活は、ほとんどの生徒がやっていますし、麻布学院にはクラブチームに所属する生徒もたくさんいます。

私のデータ管理に、生徒の将来がかかっているかもしれない。

そう思えば、丁寧でしっかりとした指導管理データを。

今日もまだまだ頑張ります。