私が好きな生き物達。
海の生物で言えば、ホオジロザメ。
小学生の時は、真面目に研究家になりたかった程のサメ好きです。
そのサメの中でも、ホオジロザメは特別。
圧倒的な存在感と圧倒的な恐怖。
圧倒的な美しさ。
何度も映画の題材になるのは、世界的に、この神秘的な生き物に惹かれる人間がいるから。
私は、シャチも好きです。
強さで言えば、ホオジロザメよりもシャチは圧倒的に強い。
しかしシャチは群れる。
そして遊ぶ。狩りで遊びが入る。
ホオジロザメは群れない。
孤高。
圧倒的な存在感。
サメは狩りで遊びません。
陸上の生物で言えば、ヒグマ。
やはり孤高。
群れません。
ヒグマは持久力と高い身体能力。
圧倒的なパワーで獲物をどこまでも追いかけ、そして追い詰める。
執念深くて、執着心も強い。
強さで言えば、やはりゾウの方が圧倒的。
ですがゾウは群れる。
私は、群れる生き物に興味がありません。
中3生になり、最後の夏が来ました。
受験生に言いたい。
群れるなと。
受験会場では、同じレベルの人間は全て敵。
仲間ではない。
受験とは、孤独。
だからこそ、孤独な存在で終わらず、孤高の存在になって欲しい。
孤高とは無謀な行動をする物を差さない。
ホオジロザメもヒグマも、好奇心旺盛であるが、圧倒的な強さと圧倒的な存在感を持ちながらも、臆病である。
そこも魅力だ。
受験会場では、臆病であるべき。
常に、自分の答えを疑い、問題に警戒し、何度も何度も確かめ、時には1問を諦めてでも点数を獲りに行くのが受験。
計算問題と、図形や関数の難関設問は、差があって1点差。
難関設問は、外す人間は多い。
しかし、計算は必ず当ててくる人間が合格するのです。
だから臆病さが大切。
ホオジロザメやヒグマが、人間に魅力的に映り、恐怖を与えるのは、孤高であり圧倒的な強さと、徹底的な慎重さ、臆病さがあるという、真逆の両面があるからだ。
両者とも、圧倒的に強いが、徹底的に慎重だ。
そして、いざ狩りに入れば、何週間も深い海の底から水面を睨み付け、獲物が見えた瞬間、一瞬で水面まで上昇し獲物に食らいつく。
慎重で臆病だからこそ、孤独で強い。
遊ばないからこそ、反撃の隙すら与えない。
ヒグマは、餌と認識すれば、どこまでも追いかける。相手が隙を見せるまで、着かず離れず距離をおきながら。
そして、相手に疲れや恐怖が見えた瞬間、一気に相手を仕留める。
臆病で強い。
襲いかかれば遊ばない。一気に仕留める。
受験生はいつも、孤高で近付き難い雰囲気が無ければいけない。
力とスピードが無ければならない。
持久力と体力がなければならない。
そして、慎重で臆病なくらい問題や答えを疑うべきだ。
麻布学院の生徒は、2年生までは、ライオンやハイエナ、シャチ。
群れで相手を仕留める。圧倒的な力を合わせて自信を付ける段階だ。
しかし、中3生になれば、ホオジロザメでありヒグマのような存在になるべきだ。
孤高で圧倒的な強さと徹底的な慎重さを持ち、臆病であもある。
受験生は孤高であれ。
忍耐力と持久力を発揮し、一気に仕留める瞬間が来るまでは、慎重で臆病に。
一気に仕留める時は、遊ばず、他人は気にせず一瞬で。圧倒的な力で。
麻布学院の生徒は、最終的に全員が孤高な存在になる。
昨年の受験生で、宮城県の高校ではなく、土浦第一を選んだ生徒がいる。
自ら孤独な場所を選んだ。
そして今は校内7位。
学校の代表として、海外に短期留学も決めた。
孤高か存在になった。
彼女は多分、大学で宮城に帰ってくる。
うちの塾で講師をやってくれるつもりだ。
それは嬉しい事。
ありがたい。
中学生で決めた目標を一気に仕留めに来た。
模試では当たり前にA判定。
麻布学院の生徒は目標に向かい、努力を惜しみない生徒に育つ。
そして全員が圧倒的な力を持ち、そして慎重で臆病な面もある。
時が来れば、一気に仕留める。
私は、そんな生徒を16年間育てている。
ホオジロザメもヒグマも狩りで遊ばない。
目標を持てば、忍耐力を発揮し、力を解き放ち、慎重で臆病ゆえに一気に仕留めにかかる。
麻布学院の中3生は、徐々に孤高に育つ。
関東の上位高校、土浦第一に1人いどんで7位になる。
正に孤高だ。
約束は考えず、自分が目指す道に進んで欲しいと思います。
それが東大ならば、それでも私は嬉しいし、中学生の時に約束した東北大学ならば、一緒に働こう。
それまでは、麻布学院の卒業生らしく孤高でいてくださいね。
ps
私は動物が大好き。
特にネコが好き。
犬も好き。
両方飼っていましたし、今もネコを飼っています。
犬はシェパードを飼っていました。
ネコはメインクーンを飼っていました。
両方大きく賢い。
今は、保護したネコと暮らしています。
圧倒的な可愛さ。
圧倒的すぎる。
だけど彼は慎重さに欠ける。
私の足元で腹を出してダーンと寝る。
私があるけば、右足と左足の間に入り、抱っこしろと上を向いて私を見上げる。
踏まれるとか、思っていない。
圧倒的な可愛さ。
それも、人間は惹かれるものだ。
可愛いぞ。我が息子🐱