今回の定期テスト。

麻布学院の生徒の何%が10位以内?
 
まだ附属中の結果は出ていません。
入塾が定期テスト後の生徒は含みません。
 
それで計算すると28%です。
塾生の4人に1人以上の確率です。
 
あまり生徒も私も納得していません。
特に中1生は、泣いていた生徒も多数いました。
頑張ってましたからね。
450点を超えた生徒がこれだけいても、定期テストは上位争いが大変です。
家庭学習張の存在で、我々の時代とは全く違う高得点の世界です。
475点で7位ですからね。
 
でも、全員が私も含めて、これぐらいやったんだからと油断がありました。
4人に1人以上、10位以内でも誰1人納得していません。
だから1年生も2年生も、かなりの人数が日曜日に自習していました。
切り替えて模試に向かっているようです。
 
夏期講習。
絶対に成績を上げてみせるから。
模試や実力は麻布学院のフィールド。
 
今回の定期テストは納得いかなかったけれど、期末テストでは、麻布学院の努力を実らせて、全員納得出来る数字と結果を。
 
人は勝ち続ける事が出来ません。
負ける日もある。
私など負けばかりでした。
悔しくて、あの人に近付きたいと思って努力をしても、勝てない人達がいました。
それでも努力だけは怠らず、その人達に認められる日は来ました。
でもね。
 
私は認められたかった訳じゃない。
勝ちたかったんです。
負け続け、負け続け。
それでも努力しました。
その当時の私は、勝ちたかった先輩達に勝つどころか、病気にまで負けました。
 
今は全く違う職種。
目標とした先輩達が今、どうしているかわかりません。
私がブログをやっている理由の1つは、その人達がいつか見てくれるかもしれないから。
 
今でも、貴方達に勝ちたいと努力をしていますからね。
まだまだです。
 
生徒達も、今回は負けたと思っている者がいるでしょう。
また挑める相手がいるのは幸せな事だよ。
 
私みたいに、何かに負けて挑む事すら出来なくなると、いつまでも相手は大きいまま。
努力しても努力しても、勝てる日は来なくなるんだよ。
 
世の中で一番悲しい事。
挑むことすら出来なくなる事。
そこに自分がいない事です。
 
私は塾業界に目標はいません。
いつまでも、一般企業にいた頃の凄い二人を追い続けています。
業界は違えど、その2人が教えてくれた、仕事は数字・結果・実績。
丁寧に過程を大切にするのは当たり前。
その当たり前が出来ていないのに出した数字・結果・実績はまぐれです。
続きません。
 
過程を大切にするなんて当たり前。
その上で数字・結果・実績にこだわり、達成してこそ人は誰かに認められます。
ですが、認められるまでは努力すれば出来る。
私でも出来ました。
 
勝ち続けるには、さらなる努力が必要。
ここまでやれば大丈夫なんて、絶対に思ってはいけない。
 
それなのに、今回の定期テストでは、指揮をとる私がその気持ちを持ってしまったのが、大きな間違いです。
生徒の責任ではありません。
 
私には、カリスマ性はありません。
授業は出来て当たり前。
私に何が出来るか?
冷静に指導データを妥協なく作り上げる事。
 
勝ち続ける人間は少ない。
でも勝ち続ける人間に一矢報いた時、相手の余裕ある顔が変わるはず。
そこまでは、負け続けるかもしれません。
認められたい訳じゃない。
勝ちたい。
勝ち続けたい。
 
そう思う人間が、将来成功する人間です。
私は全く凄い人間ではありません。
私が牽引出来るのは、高校受験まで。
そこからは、私など越えて、自分の力で常に目標を見据えて下さい。
 
次の定期テストは全員で学年1位を目指そう。
夏に努力すれば戦えるはすです。
誰かに任せないで、自分が取りに行こう。
 
まずは模試からです。
見せてやろう。麻布学院の本気を。
 
私は今回の結果で、また気持ちを入れ替えました。
 
生徒達の努力に任せてばかりじゃ情けない。
でも努力しているのは生徒。
勘違いはしない。主役は生徒。
主役を精一杯活かせるよう、私が目立つのではなく、裏方として立派に役割を果たすつもりです。
私も1位を獲りに行きます。
裏方として、生徒のサポート役として。
 
塾は数字・結果・実績が全て。
過程は大事で当たり前。
勉強だけして何が悪い。
部活もやって、委員会もやって。
それでも勝ちたい何かがあるから努力をしているんです。
努力する人間を『だけ』と上から目線で言う人間の数字・結果・実績はどうなのでしょう。
塾の本分は生徒主体での成績の向上です。
麻布学院はまだまだ。
たから『だけ』などと他人の努力を上から目線で語れません。
 
我々麻布学院は努力する集団。
誰1人、勉強『だけ』などと言う戯言はほざきません。
他の事をやった上での努力。
綺麗事はいらない。
過程は丁寧に完璧が当たり前。
 
麻布学院。
敢えて勉強だけで何が悪い。
道徳やるなら教師になってます。
 
私が教えずとも、麻布学院の生徒達は自分で考える生徒。
学校の先生や保護者がいて、我々がいる。
役割がある。
塾の役割の比重を弁えてます。
塾の本分は数字・結果・実績。
 
それ以外は、学校の先生・保護者と連携してすべき事です。
自分が道徳的なにかを、全て教えてやるなんておこがましくて言えません。
 
私の仕事は、そんな傲慢な仕事じゃない。
勝ちたい人間を勝たせてあげいと願い、データを積み上げ、望を叶えるまで一緒に努力する事のみです。
 
少なくとも、まだまだ数字・結果・実績を私は出していません。
生徒から私も学び、生徒も私の何かを学んでくれたら嬉しい。
そんな何かを私も作っている最中です。
その何かを見つけるまで、私も言いたい。
仕事『だけ』で何が悪い。
 
『だけ』すら出来ていない私は、まだまだ努力の全てを仕事『だけ』に傾けます。